ASRock、COMPUTEX TAIPEI 2024で新型ゲーミングモニターおよびワークステーション向けビデオカードを発表

ASRockは6月5日、台湾で開催中のCOMPUTEX TAIPEI 2024にて、新製品発表会を行いました。発表された主な製品は、IPSパネル搭載の520Hz対応ゲーミングモニター「PG27FFX2A」、およびOLEDパネル搭載の高性能モニター群です。さらに、ワークステーション向けの新しいビデオカードも紹介されました。

IPSパネル搭載の世界最速520Hzモニター

IPSパネル採用製品として世界最速を誇る27型フルHDモニター「PG27FFX2A」は、最大520Hzのリフレッシュレートを実現。これにより非常に滑らかな映像表示が可能であり、IPSパネルの特性である優れた色表現や広視野角を兼ね備えています。DisplayHDR 400、Free Sync Premium、フリッカーフリー、ローブルーライト機能をサポートしており、インターフェースはHDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4などを装備しています。

OLEDパネル搭載製品

OLEDパネル搭載の新製品としては、32型4K/240Hz対応の「PF032UFS2B」、27型WQHD/360Hz対応の「PG027QFV」、および27型/240Hz対応の「PG027QFS」の3機種が発表されました。これらの製品は、0.03msの高速応答、150万:1の高コントラスト比、DCI-P3約99%の色域、Delta E 2未満の色精度を特徴としています。特に「PF032UFS2B」は、4K/240Hz表示とフルHD/480Hz表示を切り替え可能なDUAL DISPLAY MODE機能を備えています。

新機能とインターフェース

一部機種には新たにWi-Fiアンテナが内蔵されており、7dBiのピークゲインを実現。PCのアンテナ端子からモニターに接続することで、より高速で安定したWi-Fi接続が可能です。対応規格はWi-Fi 4~7です。

ワークステーション向けビデオカード

ASRockの新製品として、「RADEON RX 7900 XTX WS 24GB」と「RADEON RX 7900 XT WS 20GB」が発表されました。これらは2スロット厚の設計でブロアーファンを採用し、冷却機構にはアルミ製ヒートシンクやベイパーチャンバーを搭載。16ピンコネクタはマザーボードに並行な方向に設置され、装着時の干渉を防いでいます。

AI向けラックマウントサーバー

ASRock RackからはAI向け4U8Gラックマウントサーバー「GAI80-79XTX」、「GAI80-79XT」および4U4Gワークステーション「GAI40-79XTX」、「GAI40-79XT」などが発表されました。これらの製品はYolo、PyTorch、TensorFlowでのモデルトレーニングをサポートしています。

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