パイオニア、ゲーミングスピーカー「SOUND TECTORシリーズ」4モデルを発表

2024年9月22日 2024年9月25日

egamex

パイオニア株式会社は、ゲーミングスピーカー「SOUND TECTORシリーズ」の4つの新モデルを発表しました。これらの製品は2024年11月上旬より順次発売されます。また、9月26日から開催される「東京ゲームショウ2024」にて、これらの製品を参考出展予定です。

製品ラインナップと価格

TQ-PG300（K/W）: ポータブルモデル、税込価格約8,000円
TQ-FG3000: コンパクトフロントスピーカー、税込価格約37,000円
TQ-WG3000: スリムパワードサブウーファー、税込価格約45,000円
TW-RG3000: リアサウンドエンハンサー、税込価格約14,000円

1. ポータブルモデル: TQ-PG300

TQ-PG300は、携帯性に優れたポータブルモデルで、軽量で小型ながらも高音質を実現。Nintendo SwitchやPimax Portalなどのゲーム機との互換性が確認されており、USB Type-Cを介して接続される製品です。バッテリーは搭載していませんが、ゲーム機本体や他の再生機器から給電が可能です。

主要な特徴

クロストークキャンセリング機能を搭載しており、左右の音の明確な分離を実現します。これにより、ステレオ効果を最大化し、臨場感あるサウンド体験が可能です。
軽量設計（130g）で、持ち運びが容易。サイズは80W×130H×35Dmmで、コンパクトながらも十分な音質を提供します。
背面のスタンドを使用することで自立し、ポータブルゲーム機を挟み込むように装着することも可能。

このモデルは、簡単に接続してどこでも高音質でゲームや音楽を楽しむための理想的な選択肢となっています。

2. デスクトップモデル: TQ-FG3000、TQ-WG3000、TW-RG3000

TQ-FG3000: コンパクトフロントスピーカー

TQ-FG3000は、デスクトップ向けのフロントスピーカーで、高精度なデジタル音場補正を備えた製品です。Dirac Research社の技術を採用しており、左右の音の分離を最適化することで、広いサウンドステージを提供します。また、ゲームや映画などのコンテンツに対して没入感を最大化し、クリアで臨場感あふれるサウンドを実現します。

主要な特徴

50mmドライバーユニットを採用し、コンパクトなデザインでありながら十分な音圧と音質を提供。
BEATBLASTERという独自のデジタル信号処理技術を搭載し、低音域を強化することで迫力のある音響体験を実現。
接続オプションはUSB Type-C、HDMI、Bluetoothに対応し、7.1chや5.1chのサラウンド再生もサポート。
2種類のサウンドモード（ゲームモード、エンタメモード）が内蔵されており、プレイスタイルに応じたサウンド設定が可能。
質感の良いアルミ製ダイヤルを備え、ゲーム中でも直感的に音量調整が可能です。
特許出願中のLEDインジケーター「サウンドセンシングメーター」が、音の方向や強さに応じて発光し、視覚的に音の情報を把握できます。
外形寸法は210W×91H×91Dmm、質量は760g。

TQ-WG3000: スリムパワードサブウーファー

TQ-WG3000は、パワフルな低音を提供するスリムなサブウーファーで、同社独自のHVT方式（水平・垂直振動変換方式）を採用。厚さ70mmという極薄設計ながらも、強力な低音再生が可能で、モニターの裏など狭いスペースにも設置できます。

主要な特徴

両面駆動方式を使用して、筐体の不要な振動を抑え、クリアな低音を実現。
オートパワーオン機能を搭載しており、音声信号が入力されると自動的に電源が入るため、便利な使用体験が提供されます。
ゲイン調整機能や位相切替機能により、サウンドの細かな調整が可能です。
外形寸法は344W×255H×74Dmm、質量は4.5kg。

TW-RG3000: リアサウンドエンハンサー

TW-RG3000は、TQ-FG3000に接続して使用するネックバンドタイプのリアサウンドエンハンサーです。このスピーカーは、7.1chや5.1chのサラウンド再生を補強し、特に後方からの音を耳の後ろで再現することで、ゲームの臨場感を向上させます。また、狭指向性マイクを搭載しており、ボイスチャットの際にもクリアな音声を届けることができます。