ソニー、新型ゲーミングモニター「INZONE M9 II」「INZONE M10S」を発表

ソニーは、ゲーミングブランド「INZONE(インゾーン)」から新型ゲーミングモニター「INZONE M9 II」と「INZONE M10S」を発表しました。どちらも10月25日に発売され、INZONE M9 IIの販売価格は約13万2000円、INZONE M10Sは約17万5000円となっています。

INZONE M9 IIの特徴

改良された第2世代モデル

INZONE M9 II」は、2022年に発売された「INZONE M9」の後継機で、4K解像度(3840×2160ピクセル)と最大160Hzのリフレッシュレートを持つ27インチIPS液晶モニターです。ボディーカラーは前モデルのホワイトからブラックに変更され、デザインや機能面でも多くの改善が施されています。特に、バックライトスキャニングによりモーションブラー(残像感)を抑え、よりスムーズな映像表示を実現しています。

ゲームプレイに最適な機能

INZONE M9 IIは、DCI-P3色域95%以上をカバーし、最大10億色の表示が可能です。また、DisplayHDR 600の認証を取得しており、明暗のコントラストが鮮明です。さらに、新機能として24.5インチモードが搭載されており、FPSゲームでの視認性を高めています。

充実したポート類と同期技術

このモデルには、HDMI 2.1DisplayPort 2.1に加えて、複数のUSBポートが搭載されており、PlayStation 5との連携機能(オートHDRトーンマッピングやコンテンツ連動画質モード)にも対応しています。また、NVIDIA G-SYNCVESA AdaptiveSyncに対応し、ティアリングやスタッタリングを防ぎます。

INZONE M10Sの特徴

最上位のゲーミングモニター

INZONE M10S」は、ソニーの最上位ゲーミングモニターとして登場し、競技ゲーマー向けに設計されています。特に、プロチームFnaticとの共同開発により、FPSゲームでのパフォーマンスを最大化するための機能が豊富に搭載されています。

有機ELパネルを採用

INZONE M10Sは、INZONEブランド初の有機ELパネルを採用した27インチモニターで、最大480Hzのリフレッシュレートと0.03msの応答速度を誇ります。さらに、DCI-P3色域98.5%をカバーし、HDR TrueBlack 400の認証を取得しているため、特に暗いシーンでの視認性が向上しています。

FPSゲームに特化した映像モード

本製品には、FPS競技に最適なFPS Proモードと、有機ELの特性を生かしたFPS Pro+モードが搭載されており、ゲームプレイ中の視認性とパフォーマンスを向上させます。また、INZONE M9 II同様に、24.5インチモードもサポートしています。

Twitterでフォローしよう

PickUp
おすすめの記事