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ソニーは、ゲーミングブランド「INZONE」から、最大リフレッシュレート480Hzに対応した27型の有機ELゲーミングモニター「M10S」を10月25日（金）に発売予定です。価格はオープンですが、市場では税込175,000円前後が予想されています。本モニターは、プロゲーマーや競技ゲームに真剣に取り組むユーザーをターゲットに設計されています。
プロeスポーツチームとの共同開発
「M10S」は、プロeスポーツチームFnaticとの共同開発により、特に**FPSゲーム『VALORANT』や『Apex Legends』**のプレイヤー向けに最適化されています。このモニターは、プロの意見を取り入れ、ゲームプレイの向上を目指しています。
- 解像度: QHD（2,560×1,440）
- リフレッシュレート: 最大480Hz
- 応答時間: 0.03ms
- パネル表面: アンチグレア加工
有機ELパネルによる圧倒的な映像体験
有機ELパネルを採用し、コントラスト比1,500,000:1、ピーク輝度1,300cd/m²を実現。これにより、暗部も明部もリアルに再現し、臨場感のある映像体験を提供します。**DCI-P3 98.5％**の色域をカバーし、どの角度から見ても高画質を保ちます。
- HDR規格: DisplayHDR True Black 400認証取得
- 視野角: 上下左右178度
ゲーマー向けに最適化された新機能
24.5インチモード
eスポーツシーンで主流の24.5インチ相当の表示領域に縮小できるモードを搭載。このモードでは、センター寄せまたはボトム寄せの2種類のレイアウトが選べます。
FPS専用の画質モード
「M10S」には、特にFPSゲームに最適化された2つの画質モードが搭載されています。
- FPS Pro+: ゲーム内のエフェクトとキャラクターをクッキリ表示。
- FPS Pro: TNパネルの見え方を再現し、違和感を軽減。
さらに、SDR用5種類、HDR用4種類の画質モードも搭載し、あらゆるジャンルのゲームに最適な設定が可能です。
ゲーミングアシスト機能
暗部の視認性を高めるブラックイコライザーや、クロスヘア表示、タイマー、フレームレートカウンターなど、競技ゲームに役立つ機能が充実しています。
スタンドとデザインの改良
「M10S」のスタンドはコンパクトかつ安定感のある設計で、周辺機器と干渉しにくくなっています。
- 高さ調整: 120mmまで調整可能。
- 前後角度調整: -5度から+25度
- 左右スイーベル角: 180度
また、放熱設計にも工夫が施され、静音性を保ちながら、均一な熱拡散を実現しています。
豊富なインターフェース
「M10S」は、ゲーミングデバイスに簡単に接続できる多彩なインターフェースを提供しています。
- HDMI 2.1 × 2
- DisplayPort 2.1 × 1
- USB Type-B（アップストリーム） × 1
- USB Type-A（ダウンストリーム） × 2
- 3.5mmヘッドホンジャック
- VESAマウント: 100×100mm
まとめ
ソニーの「INZONE M10S」は、480Hzリフレッシュレート、有機ELパネル、そしてプロeスポーツチームとの共同開発による高いパフォーマンスを提供するゲーミングモニターです。FPSプレイヤーやヘビーユーザーにとって、競技シーンでの優位性をもたらす最適な選択肢となるでしょう。
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