日本HP、次世代AI搭載「OmniBook Ultra Flip 14 AI PC」を発表

日本HPは、Core Ultraシリーズ2(Lunar Lake)を搭載した14型2in1「OmniBook Ultra Flip 14 AI PC」を発表し、10月下旬より出荷を開始予定です。価格は24万9,700円からとなっています。

次世代AI PCの特徴

「OmniBook Ultra Flip 14 AI PC」は、Intelの最新プロセッサであるCore Ultraシリーズ2を採用しており、最大120TOPSのAI性能を誇ります。また、NPU単体で最大48TOPSの性能を持ち、省電力性にも優れており、最大20時間のバッテリ駆動が可能です。

AIを活用した多彩な機能

このモデルには、HP独自のAIソリューション「HP AI Companion」が搭載されています。AIの活用により、以下の機能が提供されます。

  • Discover: ChatGPTのようにAIをプロンプトで使用し、対話的な体験が可能。
  • Analyze: 個人ファイルのライブラリ化と分析ができ、ドキュメントの要約などに役立つ。
  • Perform: PCのパフォーマンス可視化が可能で、最適なパフォーマンス調整をサポート。

さらに、AIベースの機能としてハンドジェスチャー操作が可能で、ドキュメントのスクロールやプレゼンテーションのページ送りを本体に触れずに操作できます。Webカメラには、Poly Camera Proによる光量やフォーカスの自動調整機能が搭載されています。

高性能ディスプレイと音響技術

ディスプレイは14型で、2,880×1,800ドットのタッチ対応OLEDを装備し、48~120Hzの可変リフレッシュレートに対応しています。また、音響面では、Poly Studioのクアッドスピーカーを内蔵し、クリアな音質を提供します。

安全性とセキュリティ機能

セキュリティ面では、法人向けソリューションである「HP Wolf Security for Consumer」を採用し、ユーザーのデータを保護するための強力なセキュリティ機能が搭載されています。また、専用のハードウェアチップ「HP ESC」や、改ざんされたBIOSを自動で回復する「HP Sure Start」も搭載されており、安心して利用できます。

筐体デザインと環境への配慮

本製品は、コンパクトで軽量なデザインを特徴とし、重量は約1.34kg。カラーは新色のイクリプスグレーを採用しています。また、再生アルミニウムや100%リサイクル可能な梱包材を使用し、環境への配慮も徹底されています。

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