
南海電鉄グループのeスタジアム株式会社が運営する「eスタジアムなんば本店」が、日本初の義務教育課程出席認定eスポーツ施設に選ばれました。同施設は最新のICT教育を活用し、子どもたちの多様な学びをサポートする新しい教育の場を提供しています。
日本初!eスポーツ施設を活用した義務教育認定の意義
eスタジアムなんば本店と心和中学校の共同施策
この取り組みは、不登校経験者向けに多様な学びを支援する「学びの多様化学校」として開校した大阪市立心和中学校とeスタジアム株式会社の共同施策です。同校では、生徒が主体的に学べるICT教育を導入し、生徒が好きなものを通じて学ぶ環境の提供に注力しています。その一環として、eスタジアムなんば本店で実施される課外学習も出席日数に認定されるようになりました。
無料で利用可能なハイスペックゲーミングPCブースと充実のサポート
タビオ株式会社の協力のもと、eスタジアムなんば本店では無料で利用可能なハイスペックゲーミングPCが設置されています。施設内にはeスポーツプレイ専用のPCブースがあり、心和中学校の生徒が課外活動の場として利用することで、学びの場が広がります。
最新デジタル技術を活用した課外学習と「調整力」の育成
課題授業でのデジタル技術やWeb3.0講義
2024年10月17日にeスタジアムなんば本店で開催された心和中学校の課題授業では、デジタル技術やWeb3.0に関する講義が行われました。さらに、協力型アクションパズルゲーム「PICO PARK 2」を使用して、生徒たちはチームワークを活用するゲームを通じ、コミュニケーションスキルや他者の意見を理解・尊重する「調整力」の重要性を学びました。
eスポーツを通じたデジタルリテラシー教育の未来
eスタジアム株式会社は、eスポーツ授業を通じて、最新のAIやデジタルトランスフォーメーション(DX)技術を取り入れたカリキュラムを構築。eスポーツを通じて子供たちのデジタルリテラシー能力を伸ばし、将来的な可能性を広げる学びの環境づくりに取り組んでいます。