
羽咋市は、「eスポーツシティ」構想の一環として、地域初のeスポーツクラブチームの設立を目指しています。その第一歩として、2024年1月に人気PCゲーム「VALORANT(ヴァロラント)」を用いた育成キャンプを実施し、プレイヤーの掘り起こしを行います。
「VALORANTキャンプ」の概要と目的
羽咋市は、16~22歳の若者を対象に、「VALORANTキャンプ」を開催します。このキャンプでは、有名プレイヤーによるオンライン指導を1カ月間提供し、ゲームスキル向上を目指します。
- 募集期間:2024年1月5日まで
- 対象地域:北陸三県在住の16~22歳
- 使用ゲーム:VALORANT(ヴァロラント)
- 参加費:無料
キャンプの成果発表として、2024年2月9日に羽咋駅前の「ラクナはくい」にてイベントを開催予定。このイベントを通じて、クラブチーム設立に向けた基盤が築かれる予定です。
VALORANTとは?
VALORANTは、米ライアットゲームズが2020年に配信を開始した人気戦闘ゲームです。武器と特殊能力を駆使して5対5で戦う形式で、全世界で2000万人以上の月間ユーザーを誇ります。eスポーツの競技タイトルとしても注目されています。
「ラクナはくい」— eスポーツ拠点施設の魅力
羽咋駅前に位置する「ラクナはくい」は、2024年7月にオープンしたeスポーツ専用施設です。この施設には、最新のゲーム環境が整備されています。
主な設備
- 高性能PC
- ヘッドセット
- ゲーミングキーボード・チェア
- eスポーツ専用スタジオ
自宅にゲーム環境が整っていない人でも、ここでeスポーツを体験できます。羽咋市は、この施設をクラブチームの活動拠点として活用し、eスポーツの普及に力を入れています。
eスポーツシティ構想と今後の展望
羽咋市は、eスポーツを通じた交流人口の拡大を目指しており、東証グロース上場企業のGLOE(グロー)と連携して普及活動を進めています。
これまでの取り組み
- 人気ゲーム「マインクラフト」を使ったプログラミング教室
- ゲーム体験会の開催
今後は、大会の開催やさらなるイベント企画が予定されています。市の担当者は、「クラブチーム設立を目指し、地域のeスポーツコミュニティを支援していきたい」とコメントしています。