Cooler Masterの新PCケース「MasterBox 600」シリーズ登場

背面コネクターマザーボード対応の4製品

Cooler Masterは、新たに背面コネクターマザーボード対応のPCケース「MasterBox 600」シリーズを発表しました。このシリーズには、冷却ファンを計4基搭載した「MasterBox 600」(ブラック)、同じく冷却ファンを4基搭載した「MasterBox 600 White」(ホワイト)、冷却ファンが別売りの「MasterBox 600 Lite」(ブラック)、そして「MasterBox 600 White Lite」(ホワイト)の4モデルが含まれます。店頭価格は、MasterBox 600が17,780円~18,480円、MasterBox 600 Liteが9,980円~10,580円です。

高い通気性とケーブルマネジメント

メッシュフロントパネルの採用

これらのケースは、通気性の高いメッシュフロントパネルを採用しており、大型メッシュパネルによって十分なエアフローと冷却性能を提供します。ケース全体に最大7個の120mmファンを搭載可能で、トップには360mm、フロントには420mmの水冷ラジエーターを取り付けることができます。これにより、高度な冷却システムを構築することができます。

背面コネクターマザーボード対応

「MasterBox 600」シリーズは、ATX電源ユニットとMini-ITX、microATX、ATX、E-ATXマザーボードに対応しています。マザーボードトレイの背面には最大33~35mmの配線スペースがあり、ケーブルマネジメントの作業性が向上しています。ただし、E-ATXマザーボードについては最大サイズが30.5×27.7cmとなり、一部のケーブルマネジメント機能が使用できない場合があります。

製品仕様と特徴

冷却ファンとイルミネーション

「MasterBox 600」と「MasterBox 600 White」は、フロントに140mmのSickeflowファン×3を、リアにCF120ファン×1を標準で搭載しています。これにより、鮮やかなイルミネーションを楽しむことができ、ARGBファンハブも付属しています。

サイズと拡張性

製品寸法は、突起部を含むとL474×W230×H481mm、突起部を除くとL465×W230×H465mmです。拡張スロット数は7つあり、3.5インチドライブベイが2つ、2.5インチSSDドライブベイが2つ(最大6つ)あります。CPUクーラーのクリアランスは170mm、電源ユニットのクリアランスは170mm(HDDケージ非搭載時は210mm)、グラフィックスカードのクリアランスは360mm(フロントラジエーター非搭載時は410mm)です。

まとめ

Cooler Masterの新PCケース「MasterBox 600」シリーズは、高い通気性と優れたケーブルマネジメント機能を備えた背面コネクターマザーボード対応の製品です。冷却ファンを標準搭載したモデルから、ファン別売りのモデルまで、ユーザーのニーズに合わせた選択が可能です。

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